「新築物件は人気なし!?」シンガポール賃貸住宅選びのポイント1

日本では新築の賃貸物件は絶大な人気がありますが、

ここシンガポールでは、賃貸をするなら新築物件は避けた方が良い、と言われています。それはなぜなのでしょうか?

新築コンドのあるある

設備の不具合

電気が点かない水漏れが発生するドアの建付けが悪い、等といった設備の不具合に見舞われることが少なくありません。シンガポールでは通常、新築完成から一年間は、ディベロッパーによる建物の保証が付いておりますが、不具合が発生すると、修理業者の手配や立会い等、が必要になってきます。

また、入居後に、オーナーの好みで追加の内装工事が行われた、という話も聞いたことがあります。

どんな家具がくるか分からない

シンガポールの賃貸物件は、家具付きであることも多いのですが、新築物件の場合、ディベロッパーによる備え付けの家具以外、何もなく、内見のときには、部屋がまっさらということもあります。オーナーへ家具のリクエスト(色や大きさも含む)も可能ですが、実際に届くまでどんな家具が備え付けられるか分からないというケースが多数です。

ジュロンの人気のショッピングセンター「jem」オープニング時

jem

人気モール「jem」の外観  出典)JEM – SAA Group Architects

ジュロン・イーストMRT直結のjemというショッピングセンターでは、オープニング後、次から次にトラブルが起こり、新聞等で報道されました。賃貸住宅ではありませんし、少し極端な事例ではありますが、新築物件の問題を理解する良いケースだと考えますので、ここで紹介したいと思います。

jemは、紀伊国屋書店やユニクロ、無印良品などが入店している、現在とても人気の高い大型ショッピングセンターですが、2013年6月の開業当初は、次々とトラブルに見舞われました・・・。

  • オープン3ヶ月後:吊り天井が落下、3人が怪我をしました。点検のため2週間休業しました。
  • オープン5ヶ月後:一階のガラスのドアが粉々に砕けました。幸いけが人はいませんでした。
  • オープン8ヶ月後:地下1階と3階が営業時間中、約11時間に渡り停電になりました。
  • オープン1年後 :スプリンクラーが誤作動し、ショッピングセンターが一部水浸しになりました
  • 2015年4月 :一部水浸しが起こりました。
  • 2015年6月 :天井から急に下水が降り注ぎ、レストランで食事中のカップルが、びしょ濡れに。

出典)Jem’s jams: A timeline of unfortunate events, Latest Singapore News – The New Paper

出典)Diners splashed by waste water at Jem, Singapore News & Top Stories – The Straits Times

今回は少し極端な例もご紹介しましたが、日本と違ってシンガポールでは、建物が新築で完成した後、2年ほどかけて、水周りや電気系統などの設備が整えられていく、という現実があることをご理解いただければ幸いです。

新築物件を選ばれた方、通常、物件がディベロッパーからオーナーに引き渡された後、1年間はディベロッパーの保証期間となっております。不具合が発生した場合は、エージェントを通してディベロッパーの修理業者に連絡してください。ヘヤギメ!シンガポールは、ご入居後のアフターサポートとして、修理業者の手配やフォローも行っていくので、ご安心ください。

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ヘヤギメ!編集部です。シンガポールでのお部屋探しのコツや、街・お住まいの情報を発信しています。